・全日本空手道連盟公認八段教士
・全日本空手道連盟糸東会八段師範
・コーチ3
・元公認全国形・組手審判員
平成23年4月29日 順道館創立50周年記念誌引用
全日本空手道連盟糸東会順道館は発足以来50年。(現在61年)
順道館(設立当時は糸東会昭島支部、平成2年2月恩師岩田万蔵先生が順道館とご命名されました)は昭和36年4月、恩師のご許可のもと、日本大学工学部空手道部(部室の入り口には日本大学糸東流空手部の大きな表札がかかっており、部室の師範席後方には、「神への礼」「師への礼」「相互の礼」の3礼と、部訓として、「一、
眼」「二、胆」「三、脚」「四、技」の四訓が額縁で揚げてありました。
又、名札には師範岩田万蔵、歴代主将、幹部、部員の氏名がありました。そして、巻きわら、鉄下駄、砂箱、壺などの鍛錬具と精神注入のための棒、竹刀、木刀が板壁にかけてあって正に空手道を修行する場という雰囲気が漂っており、新入部員の私は身の引き締まる思いと多少のビビリを感じていたことを今でも思い出します。)
OBの私が、空手道を生涯続けたいが為と空手道の普及と発展を願って設立しました。
中略
日大空手道部時代に4年間、青春をかけて毎日5時間、それに春夏年2回の合宿での猛練習に明け暮れたという自負と自信と、なによりも恩師から基本からしっかりと教えていただいたという確信とをもって発足時の指導や道場運営など色々な課題を乗り切ることができました。
令和3年12月21日に入院されて、最期まで一人で歩けるようになったら、もう一度形や皆と一緒に空手をしたい。それまでは空手道の研究をする。と・・・
生涯空手道を貫き通しました。
心よりご冥福をお祈りいたします。